感動から探求の始まり。
私の体は、体温を保とうとする、恒温動物である。酸素と食べ物でエネルギーを作り、動く事で生じる、熱で体温を保つ。
私の体は、およそ200種類の細胞が60兆個で出来ている。平均すれば毎日1兆個近い細胞が、新しく生まれ変わる。
細胞が生まれ変わるには、酸素と栄養素を使ってエネルギーを取り出し、遺伝子の指示によって体の成分を絶えず作る。
細胞は、入れ替わる為に、不要になった成分を体外に捨てる。
代謝とは、体内における化学反応のことで、栄養素を分解してエネルギーを得る事を異化といい、栄養素を合成をして体の材料を作る事を同化という。
消化とは、食べ物を吸収できるように小さく分解する事。 食べ物を噛み砕く、胃の中で撹拌する事を物理的消化といい。
体が栄養素を吸収するには、血管の壁を通り抜けるほど小さな分子になる為に、科学的に変化させる消化を、科学的消化という。
酵素には、科学変化のスピードを上げる触媒として作用する。 酵素が働きやすい体内温度が、生きていくには理想の体温なのか?
私の体は、腸管内だけで100兆個の微生物が存在し、およそ4000種の微生物が共に暮らしている。
解剖生理の本を読み感動し、人間とは何という疑問、生きるとは細胞の入替りなのか、様々な疑問が湧き上がるので、もっと探求しようと思います。
てくてく店主でした。